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バックパッカーに憧れて

BPスタイルのアジア旅行記と格安航空券や旅の情報

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下川裕治さんの新刊「週末香港・マカオでちょっとエキゾチック」発売記念のスライド&トークショーに行ってきた!

日本 旅と本

3月5日の木曜日に旅行作家の下川裕治さんが西荻窪にて、新刊「週末香港・マカオでちょっとエキゾチック」の発売記念として、スライド&トークショーを開催されるということで足を運んでみた。

週末香港 マカオでちょっとエキゾチック (朝日文庫)

週末香港 マカオでちょっとエキゾチック (朝日文庫)

 

下川さんといえば、海外旅行好きの人には認知度が高い。元は産経新聞の記者で「12万円で世界を歩く」で事実上の旅行作家デビューをした作家さん。バスや列車を乗り継ぐ「バックパッカー」スタイルでの旅を書き続けている。下川さんの作品は特にタイに関する著書が多く、日本の社会で馴染めない若者がバンコクで引きこもる、いわゆる「外こもり」をする姿を取材した"日本を降りる若者たち"や、閉塞感が漂う日本で行き場をなくした中高年たちを取材した"「行き場」を探す日本人"は傑作だった。そんな下川さんを生で拝見する機会は今回が初めて。期待に胸を躍らせながら中央線の西荻窪駅に降り立った。

日本を降りる若者たち (講談社現代新書)

日本を降りる若者たち (講談社現代新書)

 

西荻窪といえばアンティーク雑貨店や古書店が多く小洒落たイメージだったが、駅前には大衆酒場が所狭しと建ち並ぶ通りがあり、庶民的な顔も覗かせる。

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その一本北側の道にはアジア料理をはじめ、多国籍料理店が連なっている。僕は東南アジアの料理は口にあい、美味しいと感じて旅をしているわけだが、食の物価が安いのも魅力的なわけで、日本においてタイ料理をはじめ東南アジア料理店に足を運ぶことが少なくなった。それでも賃貸料をはじめコストを考えると、飲食代はどこの店舗も頑張って消費者に提供をしていると感じる。このような料理をはじめ、日本食も東南アジアの街角の屋台のように気軽に食べられるといいんだが。

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日本もその昔、屋台文化はあったはずだ。チャルメラのメロディーを奏でながら街を歩くラーメン屋。一杯ひっかけに屋台の飲み屋など。昔見たであろう記憶は、実はVTRなのだろうか。そういえば博多には行ったことはないが、博多には今も屋台が軒を連ねる場所があるというが、どうなんだろう。近いうちに博多にも足を運んでみたくなった。
 

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話は戻り、下川さんのスライド&トークショーの開催場所は、西荻窪駅南口「旅の本屋のまど」という本屋さんだ。旅の…と名の通り、店内は旅や海外に関する本がズラリ。僕は近年まで中央線沿線に住んでいたこともあり西荻窪も縁のある場所なのだが、こんな専門店があるのを今まで知らなかったのがもったいない。そして僕は香港、マカオに一度も訪れていない。

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トークは定刻の19時30分にスタート。下川さん曰く、「香港の魅力は、ほっといてくれる街」だそうだ。アジアの中でも日本人を気にしてくれない街で、ある意味そっけない。だからこそ過ごしやすいと。そして暗い人間にとってのリゾート地だとも。自らを暗い人間だとおっしゃっていた下川さん。作家さんって暗いか、めちゃめちゃぶっ飛んでいるかの両極端な僕のイメージ。下川さんって前者のタイプなんだね。
 
トークは進み、東南アジアが好きな人はこれから大変とのこと。それは物価の上昇。特に香港はホテル代が高いので、滞在費を安くしたいなら重慶マンションのゲストハウスがいいと。実際下川さんもここ20数年重慶マンションに通い続ける常連さん。そんな下川さんは重慶マンションに泊まると人に言うと「エエッ?!」という反応をされてきたらしい。それでも泊まれば快適。一度泊まれば離れられないとのこと。
 

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トークショーは進み、スライドを使った画像を見ながら進む。
観光の定番、スターフェリーで渡ったピークトラム側から見る香港の夜景。僕がこの夜景を見たら香港人の熱気とバイタリティを感じることができるだろうか。
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さらに香港名物「紅茶コーヒー」については、紅茶と思って飲むとコーヒーっぽく、コーヒーと思って飲むと紅茶っぽい。決して不味くはないとのこと。会場に笑いが起こる。食べてはいけない香港料理はマカロニスープと不味くはない紅茶コーヒーだそうで、「怖いもの見たさでどうぞ」と再び会場に笑いが起こり、話は雨傘革命、いわゆる2014年香港反政府デモの話しへ。

大陸・中国からの莫大な資本の流れの中で揉まれる香港人。そして彼らのしたたかさと民主化への切なる願いと抵抗。しかし、雨傘革命参加の学生達は政府によって写真を多数撮られており、恐らく香港内で就職出来ないであろうとのこと。
 
一方マカオはカジノで成り立つ特有の危うさがある。しかしながらマカオ市民はポルトガル人としてパスポートを持っており、いざという時に逃げ場がある。対し逃げ場のない香港人がこれから民主化を求めるに際し、日本人として出来ることを考えていこうと下川さん。
 
その昔、香港は植民地でマカオはポルトガルのひとつの州だった。「そこがこの2つのエリアの大きな違い」と語る下川さん。今でもマカオ人の6割ぐらいはポルトガルのパスポートを持っているんだとか。

そして、香港は「自由は儲かる」ということを知っているが、中国は「自由じゃなくても儲かる」ことを知ってしまった。そこがぶつかる大きな原因と下川さん目線で語っていただいた。

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◇トークは盛り上がり、たっぷり約2時間。最後に新刊「週末香港・マカオでちょっとエキゾチック」を購入し、サインをしていただきました。

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週末香港 マカオでちょっとエキゾチック (朝日文庫)

週末香港 マカオでちょっとエキゾチック (朝日文庫)

 

 

旅の本屋のまど
住所:東京都杉並区西荻窪北3-12-10 司ビル1F
下川裕治 スライド&トークショー 参加費:900円

 

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