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バックパッカーに憧れて

BPスタイルのアジア旅行記と格安航空券や旅の情報

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選抜高校野球21世紀枠有力候補の香川県小豆島へのちょっと変わった行き方とは? 〜東京→神戸→小豆島編〜

昨日のスポーツ新聞各紙にこんな記事が踊った。それは第88回選抜高校野球大会(2016年3月20日開幕、甲子園)の21世紀枠の各地区候補9校のうち、四国の公立・小豆島高校(香川)が選ばれたニュースだ。

小豆島の人口は約3万人。瀬戸大橋と淡路島の間の瀬戸内海に浮かぶ島で、面積は169.86平方キロ。瀬戸内海では淡路島に次いで2番目に広い島だ。名産はオリーブで、国内産地の香川県が占める割合は、なんと95%なんだそうだ。また、大石先生と12人の子どもたちの交流を描いた名作「二十四の瞳」の舞台としても知られている。

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僕はそんな小豆島に今から3年前の7月に一度だけ訪れたことがあった。角田光代さん原作の映画「八日目の蝉」で描かれた美しい小豆島の描写に一目惚れをし、気づけば航空券を購入していた。また、僕は日頃からオリーブが好きで、サラダオイルよりオリーブオイル。酒のつまみにもオリーブの酢漬けといった具合だった。


というわけで今回は、「東京から小豆島への、ちょっと変わった行き方」(2012年7月版)を紹介したいと思う。

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旅のはじまりは夕暮れの東京・羽田空港。20時台のスカイマーク便に搭乗するため、仕事を終えると真っ先に空港へ向かった記憶がある。行き先は香川県ではなく、兵庫県の神戸だった。

通常小豆島へ向かう場合、羽田から高松へ向かい、高松からフェリーに乗船し小豆島の土庄港へ向かうルートが王道だ。しかし、航空券の取得した時期が悪かった。思いつきの旅だったから、購入したのは旅に出る直前。高松行きの料金は各社高くて予算に合わない。そこでLCCのスカイマークの出番となった。スカイマークを利用すると直前の購入でも、神戸まで約1万円で行くことができた。当時、LCCがここまで普及していなかったから、予算に限りある旅行者にはとてもありがたい恩恵だった。

神戸から小豆島へはフェリーを利用した。神戸港を深夜1時に出港し、朝7時半に小豆島の坂手港に着くタイムスケジュールだ。振り返れば国内旅行でもこんな旅をしていたのかと思うと、どっと疲れが出てくる気分になる。

スカイマーク SKYMARK丨航空券 予約・空席照会・運賃案内・国内線

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羽田から神戸までのフライト時間は約1時間半。あっという間の移動だった。空港を出ると向かう先は神戸港だが、出港は深夜1時で時間はたっぷりある。まずは夕食を口にするため、モノレールで三ノ宮の街へ向かった。

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三ノ宮駅は神戸市中心部のターミナル駅だ。この日は週末土曜日。繁華街へ繰り出す人を横目に、僕が向かった先は神戸牛をリーズナブルに食することができる飲食店だった。

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そこはJR三ノ宮駅から徒歩8分。大通りから一歩入った静かな通りにある「神戸牛丼 広重」だ。僕のなかで神戸の食といえば神戸牛だった。となれば神戸ステーキを食べればいいものの、何か面白いものはないかという性格が邪魔をする。そこで見つけたのが、神戸牛を牛丼で食べられる店だった。

この店は行列のできる人気店と聞いていたが、この日は運良く空いており、並ぶことはなさそうだ。外観は大手牛丼チェーンの雰囲気はなく、どこか上品な和食の飲食店にきた佇まいだ。店内に入ると壁に面したカウンター席が左右に5席ずつくらいでこじんまりとしている。悪くはない感じだ。

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僕は目当ての神戸牛丼の並を注文すると、お椀と香の物がセットで付いてきた。見た目はとても上品で、こんな牛丼は見たことがない。味の方は薄味のすき焼き風だ。国産牛は煮込み過ぎると固くなる性質からだろうか。あっさりした印象だった。話しのネタにもなるので、神戸へ訪れた際には一度「神戸牛丼」を食べてみてはいかがだろうか。

神戸牛丼 広重
住所:兵庫県神戸市中央区山手通1-22-21 前川ビル1階

営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00(昼、夜とも売り切れ次第閉店)
ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業 

料金:神戸牛丼 1,000円(2012年当時)現在は1,100円に値上がりしている模様。

神戸牛丼 広重 - 三宮/牛丼 [食べログ]


◇「神戸牛丼 広重」の場所

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食事を終えると阪神電車の三宮駅前へ来た。この駅の外観を見ると「関西に来たな」「三宮に来たな」と感じることができ、とても好きな駅の外観のひとつだ。

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◇神戸港までの連絡バス乗り場(神戸ー小豆島ジャンボフェリーHPより)

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神戸港まではジャンボフェリーの連絡バスを利用した。アパレルや映画館が入居しているファションビル「ミント神戸」の1階から運行している。僕は23時30分のバスに乗車した。料金は210円で運行時間は約10分と短い。

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深夜の港は静かで物悲しい。雨上がりの濡れた路面がそう思わせるのか。乗船する人もどこか訳ありのように見えてくる。

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小豆島までの船はジャンボフェリーが所有する「こんぴら2」だ。僕が乗船する深夜1時発の便だけが、小豆島直行ではなく高松を経由するルートだ。高松では1時間停泊するため、急ぐ旅ではない人には向いている。

料金:神戸→小豆島 片道1,990円(深夜便または繁忙期は+300円。深夜と繁忙期が重なると+600円)

神戸-小豆島ジャンボフェリー|大阪・神戸・姫路から小豆島フェリー

 

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船内に入ると決して豪華ではないが、大きな客船は旅をしている感じが増して気分があがる。僕はフェリー、バス、列車は旅の気分をより高める乗り物だと思っている。急ぐ旅には向かないが、目的地まで時間がかかった方が、行った感が出て満足できるのだ。

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◇海を見ながら用を足す。気分は爽快!?


僕は2階のソファシートで仮眠をとっていた。するとフェリーが高松に着く1時間前、突然女性の歌声が大音量で船内に響き渡った。

「届けてよ〜ジャンボフェリ〜」

なんなんだ、この昭和感満載の歌は。ジャンボフェリーの社歌なんだろうか。どうやら高松に着くことをお知らせする音楽らしいが、うるさくてとても眠れたもんじゃない。これでは強制起床を即されているようなもんだ。高松に着くのは早朝5時だ。何も到着の1時間前の4時にお知らせしなくてもいいのではないかと思う。

ジャンボフェリーに乗船したのは初めてのこと。やはり旅はしてみるものだ。

 

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フェリーから見た高松の景色は雨上がりの空に雲がかかり幻想的な朝だった。ここで1時間の停泊を余儀なくされる。強制的に起こされた僕は自動販売機で買ったお茶で喉を潤し、再びフェリーが出発するのを待った。

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船内には風呂もある。窓からは広い瀬戸内海を見ることができる展望風呂だ。乗客はそのほとんどが高松で下船してしまい風呂は貸し切り状態。温かい湯船は徹夜移動の体に心地よく染み渡った。

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入浴後はほてった体を冷ますため展望デッキに出てみた。すると目の前にはダイナミックかつ静かな波が美しい瀬戸内海の景色が見えた。これがフェリー旅の醍醐味と言っていいだろう。遠くには小さな漁船があとを追ってくる。素晴らしい景色だ。近年は東南アジアの旅ばかりをしているが、やはり日本の旅も悪くはない。特にフェリーと島がセットになった旅がいい。

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午前7時半。フェリーから小豆島が見えた。初めて見る島の景色だった。それは静かで穏やかな島の佇まい。想像していた島の景色だった。またいい旅になりそうだ。

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◇小豆島・坂手港に停泊するジャンボフェリー「こんぴら2」


つづく


※この記事は今から3年前、2012年7月に筆者が旅した記事です
 

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