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バックパッカーに憧れて

BPスタイルのアジア旅行記と格安航空券や旅の情報

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アメリカを近くに感じられる場所が沖縄だった

日本 沖縄
沖縄滞在:2015.11.27〜30
僕は幼少期に埼玉県に住んでいたことがあった。正月になると両親が運転する車に乗って、神奈川県にある親戚の家に行くことが恒例行事だった。その道中、昼食を摂るために必ず立ち寄った場所が、東京都福生市にある横田基地のドライブインだった。そこで見た数々の英語の看板を目にしては、幼いながらも異国の気分を味わっていた。おそらく初めて海外を意識した瞬間だったことだろう。

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月日は流れて中学生になり、僕は神奈川県に住んでいた。そんな時にも基地は身近にあった。座間市にある座間キャンプが開放される情報を聞きつけ、同級生数人で自転車に跨がり遊びに行った。基地の中の屋台には英語で書かれたメニューに、店員は当然皆アメリカ人。見るからにボリュームのあるホットドッグやハンバーガーは、覚えたての英単語で注文をした。少し大人になったような気がした。そして、隣接する大きなグランドでアメリカ人とやったサッカーは思い出のひとつだ。

そんな環境が影響したのか、僕のなかで海外への憧れと言えばアメリカというイメージになった。そして日本のメディアも常にアメリカがあった。マイケルジャクソンやマドンナが来日すれば日本は熱狂の渦に。映画はトムクルーズ主演のトップガン、カクテルが立て続けに大ヒットした。2015年秋に話題となった未来トラベルを描いたSF映画、バックトゥザフューチャーもアメリカ映画だった。さらに僕の好きな野球の世界にもアメリカがあった。近鉄のエース野茂が海を渡り、その後イチロー、新庄、松井など多くの選手が目指した場所もアメリカだった。

また、戦争報道の現場も常にアメリカがあった。古くは湾岸戦争、9.11同時多発テロ事件からのイラク戦争と。一方で僕のアメリカへの憧れは消えていった。理由はない。単に興味や、やりたいことが多くなっただけだった。

それでも興味のなかに海外旅行は入ってこなかった。ただ、海外への憧れが少しづづ芽生えたものがあった。それは沢木耕太郎著作の「深夜特急」を読んでからだった。作品は香港からイギリスまでを陸路で旅する内容で、バックパッカーへの憧れも今振り返ればこの当時に芽生えたのかもしれない。しかし、アメリカへの憧れはこれっぽちもなかった。当たり前だ。この作品にアメリカは出てこなかった。

そんなある日、僕は仕事で沖縄へ行くことになった。初めての沖縄だった。沖縄の歴史、文化などを最低限頭に入れて向かったつもりだった。そして現地で触れた独特な空気と時間。さらに文化と人。僕は一気に魅了されてしまった。その後仕事があろうとなかろうと沖縄へ訪れたのは言うまでもない。

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◇A&W国際通り店。マスコットキャラクターのベア君を見れば、それだけでアメリカな気分


さらに沖縄文化と共に魅了されたものがもうひとつあった。それが、いつの日か忘れていたアメリカだった。A&Wのカーリーフライに不味いルートビアーを無理やり飲めば、行ったこともないくせに気分はアメリカだった。また、58号線をドライブしては道端で販売しているブルーシールのアイスを、食べたくなくても購入してしまう。それもアメリカンな気分に包まれたかったからだろう。

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◇不味いと言われるA&Wのルートビアー。クリームソーダに近い味がするのは僕だけだろうか

アメリカな気分にさせてくれるのは食だけではない。それは特定免税店制度による免税店が那覇空港とおもろまちに存在していることもあるだろう。本土から行く観光客は沖縄県で免税ショッピングができる事実。これもアメリカというよりは、海外な気分にさせてくれる要因のひとつだった。

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今回の旅を終えると、偶然にも沖縄に関するニュースが立て続けに飛び込んできた。それは、昨年12月に米軍構成員の基地外飲酒制限が大幅に緩和されてから1年が過ぎ、米兵の飲酒運転で逮捕された数が約4割増えたそうだ。これは言語道断。例え日本人でも許せる行為ではないが、緩和をすれば予測でき、厳しくすると県民の景気に影響するという事実がある。

安倍政府からもニュースがあった。それは普天間飛行場がある宜野湾にディズニー誘致の協力を約束した話しだ。 これには各方面で賛否両論を生んでいる。色んな声があるが、僕はいい話しだと思う。しかし、普天間とセットにするから話しがややこしくなるわけで、夢で終わったら失礼な話しと感じる。その普天間の移設先の辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しを求めて、沖縄が国を提訴したニュースも飛び込んできた。

沖縄をめぐる事柄は日々起きている現状。また、その背景に渦巻く事柄にも注視していかなくてはならないのだろう。

歴史や政治的な思想がどうしても出てしまう沖縄だが、一番近くにアメリカを感じられる場所。それが沖縄だ。その沖縄を今後も愛し、注視し続け、東京都民の僕は今後も訪れることには違いない。そして本場のアメリカへ訪れることはこの先あるのだろうか。今日も僕はアジアを旅している。

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