バックパッカーに憧れて

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アジアときどき日本の若い旅人

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2016.09.21:旅の4日目はマンダレーからバガンへ

昨夜は部屋に舞いこんだ蚊のせいで、よく眠れなかった。不快な朝を迎えると、窓の向こうからビチャビチャと水の音がする。なんだ雨かと思い外へ出ると、太陽こそ出ていないものの雨は降っていなかった。どうやらエアコンの排水音のようだった。

 

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マンダレーからバガンへ

ホテルの朝食を済ますと、午前8時発のバスをロビーで待つ。今日はマンダレーから西へ約180km離れた世界三大仏教のひとつ、バガンの街へ向かう。移動手段は宿泊したロイヤルゲストハウスで予約したバスで運賃は9,000K。日本円で約740円だ。ホテルのピックアップだから納得のいく値段だと思った。

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定刻の8時までロビーで寛いでいると、バスは5分前に到着。東南アジアでこの手のバスを待つと決まって遅れると思い込んでいたから不意をつかれてしまった。ミャンマーは意外とちゃんとしているのだろうか。

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バスは幾つものホテルでピックアップを繰り返し1時間後、マンダレーの南にある長距離バスターミナルに到着した。

「よし、ここで大型のバスに乗り換えるんだな」

そう思いトイレへ急ぎバスに戻ると、どうやら乗ってきたマイクロバスでバガンまで向かうらしい。どうしても大型のバスがいいという訳ではないが、アスファルトの状態が悪い道路のうえ、マイクロバスの固い椅子には少々気が滅入る。

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バスはバガンへ向けて走り出したが、途中何カ所もの商店に停車しては、ドライバーが買い物をしていく。自らの買い物なのか、誰かに頼まれているのか分からないが、この辺りはラオスのミニバスと似ている光景だった。さらに停車した空きに、バスに乗り込んでくる商人。この辺りはザ・アジアといった雰囲気だ。

 

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マンダレーを出て5時間後、バスターミナルのようにも見える殺風景な場所に着いた。参ったな、ここからどうすればいいのか考えていると、隣にある平ボディのトラックに椅子が付いた車に乗るよう指示された。タイでいうソンテウのような車だった。状況がよく分からなかったが、バスの車内で伝えていた宿へ連れて行ってくれるようだ。どうやらバスの運賃は、バガンのホテルまでを込んだ金額だった。

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平ボディのトラックに乗車したのは、僕と大きなバックパックを担いだ欧米人の女性だけ。その女性が先に降りると、すぐに僕が目指す宿へ着いた。すると宿の玄関から1人の男が笑顔で出てきてこう話す。

「待ってたよー。あなたマンダレーから来たでしょ!」

流暢な日本語だった。

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宿の名前は「ピンサルパゲストハウス」。日本語が喋れるスタッフがいるのはネットやガイドブックで知っていたが、ここまで上手いとは驚いた。僕は予約を入れていないから、男の「待ってたよー」はアドリブ。マンダレーから来たのが分かったのは、この時間に着くバスから想像できるのだろう。明るいスタッフの男と受付へ移動すると、部屋は幸い幾つも空きがあり、僕は1泊18USドルの部屋を2泊予約した。

 

blog.tommy-bp.com

 

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チェックインを済ますと食事を採るため外を歩いた。時間は14時を回っている。お腹が空いて当然だった。ピンサルパゲストハウスの裏手に回ると広い一軒のレストランが見えた。時間帯からか客は自分ひとりだ。無難なチキンカレーを食べては、ミャンマービールでのどを潤す。今日は移動の日。目的地へ着くとすかさず観光へ出かけることが、僕には出来なかった。ただ、のんびりだらだらと、至福の時間を過ごした。

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ミャンマーを旅する日本の若者

夜になり宿のロビーに出向くと、若い日本人男性が2人いた。2人の名前はアンドー君とハマちゃん。話しを聞くと、アンドー君はピンサルパゲストに宿泊をしていなかったが、バガンでハマちゃんと知り合ったあと観光を共にしていて、今夜ヤンゴンへ向かうようだ。一方、ハマちゃんは翌朝バガンを発ち、ミャンマー東部にあるインレー湖へ向かうと話す。アンドー君は海外の旅に慣れていたが、ハマちゃんは初めての海外1人旅。大学に入学し、お金を貯めて、念願だった海外1人旅を満喫していた。そして、ちょっと年上のアンドー君の存在は頼もしかったようだ。

そんな2人を見ていると、日本人は海外に興味がない、パスポートを持たないなどの記事を目にしたことを思い出した。それらはネットの情報にすぎなかったが、本当にそうなんだろうか。アジアを旅していると日本人、特に若い人の姿を多く見かける気がする。僕のSNSも旅や海外関連で溢れている。もっともSNSは興味のある同士だからかもしれないが、現実に旅をしているとピンと来ないところもある。

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話しは進み、2人にブログでの写真掲載の許可をとると、アンドー君が笑いながら口を開いた。

「ブログやってんすか?アジア風俗紀行とかですか?」

僕はアンドー君の言葉に意表をつかれた。その発想は50代以上のオヤジだけかと思っていたら、20代前半でもあるのか。やはり中年の男が1人でアジアを旅していると、風俗系を疑われてしまうものなのか。若干の切なさを殺しつつ、「冗談っす、冗談っす」と切り返すアンドー君。

アンドー君の事ではないが、ふと思ったことがある。それは、海外に興味がない話しもそうだが、性に興味がない草食系の話しも、アジアを旅しているとピンと来ない部分もある。ベテラン旅人が置屋の話しを口にすれば喰いついてくるし、バンコクのゴーゴーバーは、多くの日本人大学生で溢れかえる。安宿に泊まり、30バーツのパッタイをすすりながら、夜はゴーゴーバーでお金を使う。海外で一歩大人になる瞬間だ。報道やネットの記事が踊る草食系は事実かもしれないが、海外へ旅に出ちゃうような人は、また違った側面があるのだろうか。一体、今時の若者はどっちが本当の姿なのか。

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◇アンドー君(左)とハマちゃん(右)。彼らは今後も旅を続けるのだろうか


さて、ヤンゴンへ向かうアンドー君と、翌朝に備えて就寝するハマちゃんを見送ると、新たな日本人男性のウッチーがロビーに現れた。共に夕食を採っていなかったため、ウッチーと近くのレストランへ出掛け、そこで明日は一緒に朝日を見に行くことになった。宿を出発するのは太陽が顔を出す前の5時。朝日を見るためだから当然の時間だった。あれが見たい、これが見たいとなると、体力と相談する部分が旅には出てくる。幸いにバガンの街には、賑やかなビアバーはなかった。食事を終えると明日に備えて、早めにベッドへ潜り込んだ。

マンダレーからバガン
バスの手配:ロイヤルゲストハウス

運賃:9,000K(約740円)


旅の5日目へつづく


*この記事はアンドー君、ハマちゃん、ウッチーの協力で書けた。また、写真の掲載は本人から許可を得た。


バガンの宿は日本人の人気宿「ピンサルパゲストハウス」
Booking.com|ピン サルパ ゲストハウス|宿泊予約・レビュー・空室確認

 

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