バックパッカーに憧れて

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バガンのちヤンゴンで知らないミャンマー人と優しい恐喝

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2016.09.24:旅の7日目はヤンゴン

バガンからバスに乗り、ミャンマー最大の都市、ヤンゴンへ来た。ヤンゴンはそれまでの穏やかな街並みと違って、都市の喧騒を肌で感じることが一瞬でできた。車や路線バスが多く走り、クラクションの音が鳴り響く。歩道は通勤、通学の人で溢れかえり、その横には多くの屋台が建ち並んでいた。

 

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深夜バスでバガンからヤンゴンへ

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バガンからヤンゴンへのバスは、宿泊したピンサルパゲストハウスで予約した「BAGAN MINN THAR EXPRESS」というバス会社で来た。ミャンマー入りする前に調べた情報によると、「JJ EXPRESS」というバス会社がメジャーらしかったが、ピンサルパゲストハウスのスタッフ曰く、JJ EXPRESSの運賃は高いし、3列シートだけど2−1の配列だから辞めた方がいいと言われた。

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スタッフのおすすめするバスに実際乗車をしてみると、車内は3列独立シートで、枕、毛布、水、オレンジジュース、お菓子、歯磨きセットがついており快適そのもの。料金は宿泊する宿へのピックアップ込みで18,500K(約1,500円)だから、安いなと感じた。


◇バガンとヤンゴンの位置関係

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バガンを20時30分に出発したバスは途中1回の休憩を挟み、翌朝の5時30分頃ヤンゴンの北にある「アングミンガラーバスステーション」に着いた。約9時間の道のりだった。その道中は道路状況の前評判通りガタガタ揺れるものだったが、所々で眠りに落ちていたようで、気づいたらヤンゴンにいた感覚だった。

タクシーでバスターミナルからダウンタウンへ

さて、ここからの移動をどうするか。ヤンゴンのダウンタウンとバスターミナルの距離は約20km、車で50分ほどかかる位置にいる。僕はバガンの同じ宿に泊まり、バスも同じだった日本人の若者3人組とタクシーをシェアさせて貰うことを提案。その提案を快く受け入れてくれ、1人4,000K(約320円)でダウンタウンへ向かった。

 

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◇地球の歩き方を片手に運転手と交渉する日本人の若者

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日本人の3人組はヤンゴン中央駅の近くにあるサクラタワー周辺で降りると、目的のホテルへ向かって歩いていった。一方、僕はそのままタクシーに乗って、サクラタワーより南西に位置するチャイナタウンへ向かった。運賃は4,000Kにプラス1,000Kの合計5,000Kだった。チャイナタウンへ向かった理由は、バガンで宿泊したピンサルパゲストハウスで知り合った別の日本人から、評判の良いゲストハウスを聞いていたからだった。

そのゲストハウスに朝の7時ながら快くチェックインさせてもらいシャワーを浴びると、早速ヤンゴンの街に出た。深夜のバス移動ながら、今日は全く疲れていなかった。宿の前の路上で朝食のヌードルを食べると、マハバンデュラ通りにある歩道橋に上ってみた。すると正面には黄金に輝く「スーレーパヤー」がよく見えた。ここで、あぁヤンゴンに来たんだなと実感した。

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◇マハバンデュラ通りとスレーパヤー通りの交差点にある黄金仏塔。よく目立ちます

知らないミャンマー人との出会い

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そんなパヤーを歩道橋の上でぼーっと眺めていた時だった。近くで帽子を売っているミャンマー人の男が話しかけてきた。その男は帽子の販売そっちのけで、これから半日僕と行動を共にするとはこの時想像もしていなかった。

「どこかココら辺りでコーヒーを飲める店を知らない?」
「アルヨ。ツイテキテ!」

男のすすめで近くのコーヒーショップで一息つくと、とても眺めがいいヤンゴン川へ行こうと話す。

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そのヤンゴン川では対岸に渡る船がひっきりなしに行き来をしていた。そして食料などの物資を運ぶ船。そこには荷物の積み下ろしをする活気のある光景が広がっていた。僕らはビットに腰をおろすとお互いの家の話しになった。

彼の名前はアッアォン、年齢は26歳。アッアォンのお父さんはウィスキーの飲み過ぎで肝臓をやられ、32歳の若さで亡くなったそうだ。そんなアッアォンは兄と路上の帽子売りで生計を立てている。お世辞にも裕福とは呼べなかった。

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◇ドラム缶を転がして運ぶ光景

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途中から行動を共にする男の友人が現れた。すると僕を含めた3人でヤンゴン川の対岸に渡る船にも乗った。対岸への所要時間は10分もかからない。景色は違えど、まるで香港のスターフェリーのような感覚だ。そして、この船は日本が寄贈した船で、日本人の乗船料は無料だった。

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◇アッアォンの友人は白い肌に憧れて、いつも長袖なんだとか

蛇が宿る寺院

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対岸で降りると3ケツでレンタルバイクに股がり30分、ミンガラカンボーエ寺院に来た。この寺院の存在を僕は知らなかったが、どうやら近年「蛇寺」として、ミャンマー人、外国人旅行者問わず、人気のある寺院なんだそうだ。

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池の中央にある寺院の中へ入ると、そこらじゅうに居るは居るは大蛇の数々。蛇好きにはたまらないだろうが、嫌いな人には地獄のような光景に違いない。ただ、寺院に蛇の姿は、やはり蛇神を想像してしまい、縁起の良さを感じてしまった。

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◇窓の上にも大蛇の姿が!これ、本物なんです

優しい恐喝

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蛇寺を見た後は、名の知らない寺院にも行った。その寺院で想像していたことと、していないことが起きた。それはレンタルバイク代だった。通常レンタルバイク代は先に支払うものだが、偶然すぎるくらいにレンタルバイク屋のオーナーが寺院にいたのだ。いや、正確にはオーナーを偽っていたと思う。そのオーナーにここでバイクの支払いをしてくれと話しが出たのだ。

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僕はバイク代で一悶着ありそうかなと想像はしていたものの、まさか寺院で話しが出るとは想像していなかった。それがまともな料金ならともかく、ぼったくりもいいところの40,000K(約3,200円)と言うから、呆れてしまった。これはボッタクリというより、優しい恐喝である。考えてみると大体ヤバイことは宗教施設で起こるものだ。日本でもヤンキーのリンチや闇討ちは神社で起きる。ここから先は活字を小さくしてもらいたいが、全くコイツらはクソ野郎共だ。

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◇アッアォンは終始大人しいが、バイクに股がる友人がくせ者なんです

 

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寺院をあとにするとエーヤワディー川を渡り、ヤンゴンのダウンタウンに戻った。レンタルバイク代の要求額はのめなかったものの、相場よりは多く支払ったはずだ。僕は1人でビールでも飲んでスカッとしたかった。しかし、カモだと思われたのか、奴らもついてくるという始末だった。

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いち旅行者との付き合いだから、お金が入れば用無しのようなものの、心底クソ野郎とも思えない一面もあるのがミャンマー人の2人だった。それは距離感の近さと、終始僕をたてることだった。SNSの交換をしようと言い、僕のことをブラザーと呼んでは荷物を持ってくれる。また、僕のビールは必ず注いでくれ、トイレに行きたいといえば、市場のトイレを懸命に探してくれる。さらにダニと蚊にやられた背中が痒いといえば、終始かいてくれる。なんだか日本の古き縦社会のような、先輩を大事にする風習がミャンマーにはあるのだろうか。それとも単なる金づるなのか。よく分からないが、ビールの支払いは彼らにもきちんと要求した。大した金額ではなかったが、それくらいは要求したかった。

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◇昼食代も奢ってますから、ここは少し払いましょうね

 

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夜は1人で朝と同じ歩道橋の上にいた。黄金に輝くスレーパヤーは、照明でより一段と輝いていた。振り返れば今日は長い1日だった。深夜バスでロクに睡眠もとらず、知らないミャンマー人と行動を共にして疲れてしまった。幸い宿泊するチャイナタウンには外国人が気軽に入れるビアバーはなかった。今日はもう寝よう。宿に戻るとドミトリーのベッドに横たわった。


旅の8日目へつづく


ヤンゴンのゲストハウスはチャイナタウンのトラベラーズハウス 
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