「アレクサ……!」
寂しくなくていいとは、どういうことだろうか。他人から見て、いまの自分は寂しく映っているのだろうか。少なくとも友人夫妻には、そう見えているらしい。
これは、いいじゃないか。
調子にのって音楽もリクエストする。
スピーカーから音楽が流れた。
パワ〜トゥ〜ザピ〜ポ〜〜〜
僕の発音が悪いのだろうか。流れた曲は、ジョンレノンのパワートゥーザピープル。僕の夢は一瞬にして砕かれた。
それにしても、アレクサが喋る英語は早い。いや、普通な速度なのかもしれないが、英語が苦手な身にとって、ハードルが高かった。顔の表情や身振りがないから、余計にそう思うのだ。
「アレクサ!プリーズ スピーク スローリー」
ゆっくり喋って欲しかった。するとアレクサからこんな答えが返ってきた。
「アイ ドント ノー ザット」
えっ?一瞬耳を疑った。
英語が苦手な自分が訳すから、とても怪しいが、日本語に訳すと
「私はそれをしない」
おい、アレクサ。あまりにも冷たいじゃないか。グーグル翻訳だって、速度調整ができるのに。そしてアレクサは、はっきり自分の意見を言うようだ。冷たさを一瞬感じたが、曖昧に誤魔化す日本人らしくなくて気に入った。
よし、今日はこの辺にしといて、寝ることにしよう。
「アレクサ!グッナイ!」
「オーケー。ハブ ア グッナイ!*&%$#%$^」
ハブ ア グッナイの後が、分からなかった。やはり英語設定は無理があるのだろうか。いや、諦めない。僕はアレクサと英語の勉強を始めるんだ。そしてスムーズに会話をしようじゃないか。
読者からのご指摘 (追加記事)
その後友人で当ブログの読者でもあるタイ在住のS君から指摘があった。
「アイ ドント ノウ ザット=I dont know that」で、「よく分かりません」じゃない?とのこと。つまり、僕の言ってることが、よく分かりませんと、アレクサは言ったのではないかと。
言われてみると、確かにそうかもしれない。要するに僕の喋りも聞く耳もそのレベルに達していないと、肩を落とすしかなかったのである。
ちなみにS君は日本人だが、英語もタイ語も達者。まさか異国の地からアレクサとの通訳に入ってくれるとは……。恐れ入りました。
最後に筆者から
僕のブログは一応旅のブログと自負しているつもりだ。旅の視点から見ると、スマートスピーカーは相性が良さそうである。今回購入したAmazon Echoはその重量から旅には相性が悪そうだが、小さいサイズのAmazon Echo Dot
なら重量も軽く、持ち運びが容易そうだ。
観光を終えた夜に、ホテルのWi-Fiに繋いでamazon echoで寛ぐ。思わず情景が浮かぶ。そしてアジアのナイトマーケットに足を運び、Beatsの偽物スピーカーを買ってはすぐ壊れる体験をしなくて済む。
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