はじめてのタイ旅行まとめ#3

20141006193329 - はじめてのタイ旅行まとめ#3

2013.09.24(6日目)
昨日痛めた足は信じられないくらい快調だ。実は路上飲みを開始する前に、S君が近くの商店から貰ってきてくれたクラッシュアイスでギンギンに冷やしていたのだ。その上ヴィクトリーモニュメント駅構内にある薬局で購入した湿布が効いたのだろう。足を挫いたときは”とにかく冷やす”これが鉄則なのだろう。

というのも今日はH君と二人でバンコクの中心部を歩くので、足が良くなりホッとしていた。中心部までの移動手段は船だ。ちなみにS君はタイ・バンコクで生活する社会人。今日は平日、仕事に出かけた。

前日はS君の家に泊めてもらったおかげで船着場までが近い。最寄り駅のラチャテウィー駅から南へ約10分程歩くとセン・セップ運河が見え、サパーンフワチャーン船着場がある。そこから船に揺られること数分で伊勢丹やセントラルワールドのあるプラトゥーナム船着場へ行ける。

船でプラトゥーナムへ

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船料金:10B

船の感想としては、チャオプラヤー川で乗った船よりも速く荒々しく感じた。川幅が狭いせいもあるだろう。そして乗り降りがとても速く忙しい。山手線のドア開閉より速く感じてしまったのは、過密ダイヤかどうかは定かではない。

ここバンコク中心部に船で行けばプラトゥーナムが最寄りの船着場だが、電車で行くとBTSのチットロム駅が最寄り駅だ。駅を降りると目の前にセントラルワールド。隣に伊勢丹といった具合だ。さらにその北隣りにセン・セップ運河が流れており、すぐ側にバラディウムスクエアがある。伊勢丹は日本でもお馴染みというか日本企業であり、その他いずれもショッピングを楽しんだり、お腹を満たすフードコートがある。

 

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時間はちょうど昼どき。僕はそのいずれものフードコートではなく、バラディウムスクエア向かいにあるカオマンガイで有名な店に行くことにした。カオマンガイとは鶏肉と生姜とご飯を一緒に炊き、その鶏肉をご飯の上に載せてピリ辛な特製タレで食べる料理だ。カオマンガイを出す店舗はタイでは数多くあるらしいが、この店はタイ国内でも随一有名店と言われ、店員がピンク色の衣装を着ていることから通称「ピンクのカオマンガイ」と呼ばれている。

 

ピンクのカオマンガイ

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店の前に着くと昼どきということもあり店外には行列が出来ていたが、そのほとんどが団体客のせいか我々は並ばずにすぐ入店できた。ラッキーだ。

 

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注文は当然カオマンガイであり、すぐにテーブルに運ばれてきた。生姜の香りが香ばしく食欲をそそる。味はピリ辛な特製タレと相まってとても美味しい。付け合せの胡瓜が口直しにとても良く、スープも美味しく色が綺麗だ。日本でご飯の上に鶏肉が載っている料理と言えば、照り焼きや麺つゆと卵が相まった親子丼が一般的だが、初めて食べたカオマンガイはこの上ないほど美味しく感じた料理だった。

カオマンガイ:30B

プラ・トリムルティと値切りの話

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信仰にあついタイでは街のいたる所で参拝できる場所がある。今いる伊勢丹前もそのひとつで、熱心に膝まづき参拝している人を見かけることができる。ここは「プラ・トリムルティ」といい、縁を結ぶ恋愛の神様。バラなどの赤い捧げ物をおでこに当てながら頭をたれ、具体的なお祈りを唱えるのが大事なようだ。

近年のタイ人気とパワースポット効果も相まって日本人には人気のスポットみたいだ。僕はそのことを帰国してから知ったので参拝をしていない。もし参拝をしていれば今頃…。いや、それは神のみぞ知るといったところか。

 

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我々は参拝客を横目に伊勢丹に入ってみた。その他セントラルワールド、そしてその向かいのビックCなどの店舗を見て回ったが衣料品は日本とほぼ同じ価格で肩透かしを食らった。タイの物価を考えたらデパートやショッピングセンターの商品は高級品である。格安な衣料品を買うならカオサン通りなどにある商店やナイトマーケットがいいだろう。例え偽物でも低価格なら許せることだろうと思うが、そこは個人の価値観が問われる。

 

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マーケットの良いところは値段交渉ができる点だ。いわゆる値切り。しかし交渉事なのですべて上手くいくとは限らない。僕は数日前のカオサン通りで苦い思いをしてしまった。タイらしい柄の大きな布が欲しくてとある店舗に入ったのだが、値段がなかなか折り合わない。二枚購入の意思を見せても折り合わない。時折ユーモアを交えながらのトークでも、うんともすんとも言わないのだ。終いには近くにいたタイ人の客から「諦めてこの店から出て行きなさい」というような言葉を言われてしまった。僕の値段が安すぎたのか、ユーモアが度を超えたのか、はたまた相手に対する真剣さが足りなかったのかは定かではない。

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◇BTSサイアム駅前はハイソなショッピングセンターが揃っている

 

数々のショッピングセンターを後に我々はBTSに乗りウォンイーエンヤイ駅へ向かう事にした。ちょうど一年前、旅行先の沖縄のゲストハウスで出会った友人K君と会う為だ。彼と会うのはそれ以来。まさかタイで会うとは思ってもいなかった。旅とは、人生とは面白いものだ。

友達に会いにウォンイーエンヤイへ

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ウォンイーエンヤイ駅に着くと雲の間から眩しいくらいの夕陽が光り輝いていた。ウォンイーエンヤイは観光スポットはほぼ無いが下町情緒が色濃く残っている街らしい。そんな下町のとある宿にK君は宿泊している。

沖縄のゲストハウスで出会ったK君の最初の印象は、シャイだけどガツガツくる印象で、彼の方から話しかけてもらった。「今回の沖縄の旅を終えたら世界を旅する」「出逢ったすべての人たちと心から笑える世界をつくる」と言っていた。あれから一年、実際日本を離れタイをはじめ、東南アジアを彼は旅している。

もっとも彼はただの旅人ではなく、PC片手にノマドで仕事もしている。旅人というよりは、生活の場を変えているようにも映る。そして彼には強い意思を感じる。それは日本で唯一の存在を目標に、世界へ向けて突き抜ける事だそうだ。その様な目標を持ち、かつ他人に発信出来るパワーを持った人なのだ。そんなK君がベトナムから移動しタイにいるということで今回会う事になった。僕は沖縄でK君と出会い自分を見つめ直す機会を貰った。初めての海外旅もK君の影響が少なからずある。

 

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ウォンイーエンヤイ駅目の前の大通りを渡ると路地がある。そこを10分ほど直進すればK君が宿泊している宿がある。小さな屋台や商店があり、生活に密着した街だ。まさに下町情緒。この街に宿をとるなんて温かみのあるK君らしいなと感じながら歩いたのだった。

チムチェムを囲む

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夕食はチムチェムを囲みK君と一年振りの再会を祝した。チムチェムとはイサーンと呼ばれるタイ東北郷土料理のことで、味のついたスープに肉や魚介、野菜などで煮てニンニクと唐辛子の効いたタレで食べる料理だ。早い話が鍋。人が集まり鍋を囲む。とてもいい食卓だ。日本で鍋というと冬の定番料理だが、ここは常夏のタイ。季節は関係ない。

さて、一年ぶりの再会で盛り上がった宴はというと、結局寝床についたのが深夜4時。ホテルに戻ってからもトークが続いた始末だった。

市場で朝食

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2013.09.25(7日目)

翌朝ベッドから出たのは10時だった。それから遅めの朝食を、近所の市場内の食堂で朝食をとることにした。数あるメニューの中から選んだのは豚肉と野菜を炒めた料理だ。おそらくガパオなはずだが、本来ガパオはひき肉なはずだ。葉も本来カミメボウキなはずだが、どっから見ても空芯菜。残念ながら料理名を忘れてしまったが、ナンプラーが効いていて、付け合せの卵を混ぜると一段と美味しかった。

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ROBINSONへ向かう

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食事を終えるとROBINSONへ向かった。ROBINSONはスーパーマーケット。日本のダイエーや西友みたいな感じのスーパーマーケットだ。スーパーは特に食品売り場が楽しい。その土地ならではの商品と物価が分かる。これは日本でも同じだ。そして何より気に入った商品があった。大型の扇風機だ。日本で探すとスリムでいかにもおしゃれなインテリア扇風機しか無く購入を断念していた。このような「THE扇風機」が欲しかったのだ。しかし買って持って帰るわけにもいかない。ここはタイなのだ。

ホテルのプールで過ごす

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午後は宿泊している宿のプールで遊んだ。チャオプラヤー川近くのシリラート病院の死体博物館に行ってみたかったが、思いの外プールが心地よく今が楽しい方を選んだ。旅と言えど休日。のんびりした過ごし方が性に合っている。

 

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◇ホテルの建物の間から見える青い空と白い雲。最高です

 

抜群の焼鳥

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身体を動かした後には腹が減るものだ。向かった先はK君オススメの近所の焼き鳥屋台。これが今まで日本で食べた焼き鳥を抜いて一番美味しく感じた。レバーは焼き加減が抜群で、外のカリカリさと中のジューシーさが絶妙だ。手羽先の焼き加減も最高で少し甘辛い味付けも抜群だ。美味さの原因は鳥の絞めたて新鮮だからか、身体を動かしたからか、店員の味付けと焼き加減か分からないが、いずれにせよ日本へ持って帰りたい逸品となった。タイって焼鳥が美味しいのね……。

 

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ちなみにこの焼鳥屋台は、ウォンイーエンヤイ駅から徒歩約10分でSoi Charoen Rat4通り沿いにある。近くには僕らが泊まったAiya Residence&Sport Club BTS Budget Hotelがある。14時くらいからオープンなはずだ。

 

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焼き鳥のお供はやはりビール。お気に入りのシンハーがあれば何も言うことはない。タイでは酒の販売日や時間に規制があり、11時から14時と17時から24時までの間が販売許可時間。時刻は14時を回ったところだが、宿の売店では購入できることが多いらしく、我々が泊まっている宿でも購入できた。

タイには仏教関係の祭日が年に何度かあり、それらの日や選挙前日、当日も酒の販売は禁止されており、レストランやバーでも飲むことができないそうだ。今後タイへ出かける際には、これらの日程も頭に入れたいものだ。呑助だけにね。

旅の最終日はクアティオ

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2013.09.26(8日目)
今日はタイ最終日。と言っても14時25分のフライトなので半日の滞在だ。

昨夜は「最後の晩餐」を求め日本食居酒屋へ行った。Phrom phong駅からバイクタクシーで約5分。数々の飲食店が入っているモールの中にある、日本でいうワタミみたいな居酒屋だった。最後の晩餐でタイ料理ではなく日本食を選んだのは、タイ在住S君と最後に飲むなら「やはり日本居酒屋だろう」という事になったからだ。

店内ではハイネケンガールが歩き、訳の分からない日本名の焼酎の値段がバカ高かった。タイでジャパニーズ焼酎は貴重なのだ。

酒盛りは深夜まで続き、宿に着いたのは2時を回っていた。それでも9時半には起床した。半日でもタイを堪能したいからだ。

外へ出ると青い空に白い雲。清々しい朝だ。そして飲んだ翌日の朝食には胃に優しいヌードルだろうということで、クアティオ屋台へ向かった。

 

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ところでタイヌードルの麺には2種類あるそうで、クアティオと呼ばれる米粉から作った白い麺。バミーと呼ばれる小麦粉にかん水を加えた中華麺だ。

また、クアティオの麺の太さには3種類ある。

センヤイ(幅10mm)
センレック(幅3mm)
センミー(極細)

僕は極細のセンミーを選んだ。細い麺がスープとよく絡み美味いの一言だ。一見里芋にも見える白いものは魚の練り物で、健康にも良さそうだ。日本では家系ラーメン(とんこつしょうゆ)を好んでよく食べていたが最近飽きてきたのと、何だか貧乏くさい味に感じてきたので、このタイヌードルは滞在中大ハマリとなってしまった。

スワンナプーム空港へ向かう

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時は来た。チェックアウトは午前11時。東南アジアを旅するK君に別れを告げると、離陸もしていないのに旅の終わりを感じてしまった。別れのシーンは場所は違えど1年前の沖縄と同じシーンだ。寂しさが心の中を通過した。

Aiya Residence&Sport Club BTS Budget Hotel
1泊 2,440円(2泊:4,880円)
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 20141015144659 - はじめてのタイ旅行まとめ#3

スワンナプーム空港へはタクシーで向かおうとしていたが、メーターの付いていないタクシーや乗車拒否など変なタクシーしか来ないので、電車で向かう事にした。流れは自ら変える。執着しない。臨機応変に。日本に帰ったら他の場面で役立ちそうなことだ。

「さあ、日本へ帰るぞ」「東京へ帰るぞ」

そして、
「また絶対タイに来るぞ」

と思うと同時に、真のバックパッカースタイルな旅を目指して、タイ以外の東南アジアに向けて歩き出した瞬間だったのだ。

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Phaya Thai駅からARLエクスプレスで空港へ。
BTS :ウォンイーエンヤイ→パヤタイ 42B
ARLエクスプレス :パヤタイ→スワンナプーム空港 100B
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◇車内から見えた景色が物悲しいトタン屋根の街

20141015145607 - はじめてのタイ旅行まとめ#3
◇近代的なデザインのスワンナプーム空港はドイツ人建築家ヘルムート・ヤーン氏の作品

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