2014.05.05(7日目)
今日はベトナム・ホーチミン滞在最終日。午後にはタイ・バンコクに向けて旅立つ。3日間の滞在で初日と最終日が移動とはなんとも慌ただしい。ベトナムでは身体を休めただけだった気がする。もっとも自分で組んだスケジュールだから納得済みだが、次回はホーチミンでのんびりと過ごしたい思いが強くなった。
ベンタイン市場
空港へ向けて出発するまで、時間はある。朝はベンタイン市場の散歩から始めた。
ベンタイン市場は観光寄りな市場なので値段が少し高いかもしれないが、最終日の朝は、どうしても市場で食事がしたかった。
注文したのは、ご飯の上に鶏肉が乗ったぶっかけ飯。値段は45,000ドン。味は想像通りで、満足のいく食事だった。やはり市場で食べる食事は間違いない。
食事を終えると、市場の中を適当に歩いた。野菜をはじめとする食品のエリアは、朝が慌ただしい。
特に肉の塊はたまらない。購入してそのまま鉄板で焼きたい気分になる。
市場は見ているだけで、本当に楽しい。南国はフルーツが安くて羨ましい。
ベンタイン市場の外へ出ると、街の喧騒が嫌でも耳に入ってくる。車やバイクのクラクションは確かに凄い。しかし約30キロぐらいのゆったり速度は乗っても歩いても心地よかった。
ベトナムは公園が大きくて綺麗だ。スプリンクラーも設置しており、ゴミも落ちていない。管理が行き届いている印象を受けた。この公園で本を読んだり、音楽を聴いたり、コーヒーを飲んだり、ビールを飲んだりと、この3日間はたくさん活用した。
タンソンニャット空港へ向かう
タンソンニャット空港までは、来たときと同じく路線バスを利用した。乗り場はベンタイン市場前だ。道中は中国人の女子と一緒になり空港までジェスチャーを交えながら会話を楽しんだ。
ベトナムでの3日間は特に何をしたというわけではないが、人も街も含めた空気感が気に入った。今度はフエやホイアンなどの田舎に行ってみたい。いや、絶対行ってやると心に誓った。
バンコクへ向けて旅立つ

さて、ここベトナムをあとにして、向かうはタイのバンコク。タンソンニャット空港からバンコクのドンムアン空港までは、またしてもエアアジアを利用する。航空券は自宅などでプリントアウトし、ウェブチェックインすればカウンターに並んで発券はいらない。いわゆる印刷したboardingpassだ。
台湾では搭乗口まで来て発券になったので、ここベトナムではどうなのか?
結果は発券しないと駄目だった。出国手続き前、荷物をX線に通すところでカウンターでの発券を促されてしまった。
列に並んでいると「バンコク行きは隣だよ」と教えてくれた人がいたが、なぜバンコクに行くのが分かったのだろうか。僕の並んでいた列はクアラルンプール行きだった。再び列に並ぶと、目の前にいたアメリカ人カップルに「君はバックパッカーか?」と聞かれた。これには嬉しい気分になった。「僕はバックパッカーなんだ」と。アメリカ人カップルもバックパッカーで、日本では東京が好きと話す。さらにライスペーパーのついたキャラメルをプレゼントしてもらった。

◇エアアジアFD655便。台湾で発券されたチケットは赤白のエアアジアカラーだったが、ここベトナムではなぜか緑

◇青い空と白い雲がたまらない。バンコク・ドンムアン空港までは約一時間半のフライトだ
ドンムアン空港に到着

ドンムアン空港まではあっという間のフライトだった。窓から見える青い空と白い雲。そして久しぶりのタイへ心が踊った。前回のタイ旅行ではスワンナプーム空港を利用したのでドンムアン空港は初めてだ。しかしタイそのものの匂い、空気は同じで「あぁ、帰ってきた」という気持ちになれた。また、スワンナプーム空港の近代的な建築物より古めかしいドンムアン空港は東南アジアに来たと感じることができて心地が良かった。
カオサン通りに宿泊

◇Bella Bella Houseの位置関係
◇なんてことはないが、一応窓があるだけマシ。「帰るだけ!寝るだけ!」
シングルルームの一泊料金は250B。プラス200Bのデポジットが必要。エアコンは付いていなくファンのみだが、睡眠時のエアコンは苦手な為これで良かった。シャワー、トイレは共同だがなんら不便はない。寝に帰るだけの宿なら手頃な料金で、これからは”カオサン常宿”にしてもいいと感じた。ただし、シャワーは冷水である。

◇共同のトイレ&シャワー。冷水は「まっ、いっか」
Bella Bella House
場所:カオサン通りの寺裏
料金:250B/1泊+デポジット200B
設備:ファンのみで、エアコンなし、シャワーとトイレ共同、シャワーは冷水
その他:宿泊予約サイトへの掲載なし
宿が決まれば飲食だ。僕は夜のカオサン通りへ向かった。
そこは「終わらない夏休み」。やはり心踊る場所なのだ。
2014.05.06(8日目)
今日は宿を変える。というよりは泊まってみたい宿がある。バンランプー市場のある通りにある「RM Guest House」だ。なにやらプミポン国王が修行した寺が宿の屋上から見えるそうだ。そこで飲む一杯は格別だろう。しかし部屋はあいにく満室。今回は縁がなかったと諦めた。


◇春雨、筍、目玉焼きを載せて45B
王宮へ向けて出発
船料金:15B
船着場を降り5分ほど直進するとワットプラケオの入り口が見える。タイの寺院のほとんどでは短パンなどの肌が露出した姿はNG。入り口でレンタルパンツ30Bにデポジットの100B、入場料の500B(タイ人は無料)を払い入場した。

タイで最高の地位と格式を誇る仏教寺院とはどんなものだろうか。ここに来ないでタイを語れない!?
王宮の中に入ると、とにかく金色が目に飛び込んでくる。輝かしい色の世界がそこには待っていた。
これは黄金の仏塔。ラーマ4世がアユタヤにあるワット・プラシーサンペットの仏塔を真似て建てたものだといわれているらしい。
こちらはアンコールワットの模型。タイの建築様式はクメール文化の影響を強く受けている。これは本物のアンコールワットを見に行かねば。ということは、次の旅はカンボジアになるのだろうか。
本堂の中には「エメラルド仏」が鎮座している。エメラルドと言われているが、実際は翡翠でできていて、非常に綺麗な仏像だった。(本堂内は撮影禁止)
こちらはチャックリーマハープラサート宮殿。ラーマ5世が外遊から帰国して新しく建てられた宮殿だとか。エメラルド仏の美しさはもちろんのこと、建物の装飾の美しさは見るに値する。思ったより広大な敷地だったから、見学には1時間以上かかった。
もし次にバンコクへ来たら、この手のものは当分来ないだろうから、今回の王宮見学は満足のいく思いで後にした。
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