2014.12.1(11日目)
前日のパタヤからこの日はバンコクにて旅の最終日。僕はサイアム周辺を散歩して買い物などに費やした。その中で今回は二点紹介したい。まずは、5月に入店して気に入ったサイアム近くの飲食店「Piranya」へ。
丨サイアムで美味い!トムヤムクンヌードル
◇「Piranya」外観。店の入口が調理場で奥が客席
◇お昼時と重なり店内は盛況
◇前回食べて気に入った「トムヤムクンヌードル」を注文。麺は中華麺のバミーで。味は前回と変わらず文句なしに美味い!辛さのなかにマイルドさ。麺は中華麺より平たいセンヤイの方があうかも
Piranya
トムヤムクンヌードル:63B
住所: Chula Soi64, Phathum Wan, Bangkok , サイアム , バンコク
◇Piranyaの場所
丨MBKでiPhoneの液晶フィルムを購入
僕が使用しているiPhone4Sの液晶画面に貼ってあるフィルムが汚れていたのでMBKへ。MBKとはマーブンクロンセンターの略で、1985年開業のバンコクを代表する巨大ショッピングモールだ。日用品や衣類の販売もあるが、日本の秋葉原を集めたような場所でもあり、ここに来たというわけだ。
◇各スマートフォンとアクセサリーの店舗がズラリ!
◇カラフルな充電ケーブルやコンセントがある。充電ケーブルの料金は長さで変わり、僕が購入した2mは確か100B
液晶フィルムはツヤあり、低反射、指紋がつきにくいなどいくつかの種類があり、一番安いのは100Bから。手慣れた段取りで本体を綺麗に磨いてくれ、フィルムはセロハンテープを使って丁寧に仕上げてくれる。まさに神業。貼り付けの作業代金はない。フィルムを購入すればサービスで作業してくれる。これで300円代なのだから日本で購入するのがバカバカしくなる。
MBK(マーブンクロンセンター)
アクセス:BTSナショナルスタジアム駅から徒歩約5分
住所:444 Phayathai Rd., Patumwan, Bangkok 10330
◇MBKの場所
3度目の海外バックパック旅「マレー半島を北上せよ!」が終わりを告げようとしている。最後の晩餐はタイ在住S君とラチャテウィーで食べたグリーンカレーだった。食事を終えるとS君との再会を約束して、23時45分発の飛行機に乗るためドンムアン空港へ。ラチャテウィー駅からドンムアン空港まではタクシーで155Bだ。
◇エアアジア XJ600 23:45発 ドンムアン→成田行
◇深夜のフライトにもかかわらず、エアアジアカウンターにはかなりの列が
◇僕はもうエアアジアユーザーと言ってもいいだろう。二列窓際の席で隣には誰もいなくゆったりできた
◇成田には明日12月2日、朝の8時到着予定
旅を終えて…
今回の旅はマレーシア・クアラルンプールからタイ・バンコクまで約1,500キロの陸路でのバス移動を楽しんだ。本来疲れるであろう長距離移動も気持ちが前面に出ていたせいか、疲れ知らずに前へ前への気持ちで進めた。それは日本を旅立つときの心身の充実も関係していたのかもしれない。まだまだ海外バックパック旅の初心者ではあるが、旅先での過ごし方というか時間配分など慣れてきた気がした次第だ。
訪れた各国のことは、長期滞在をしているわけでもなく、沢木耕太郎氏の作品、深夜特急のくだりではないが「わかっていることは、わからないということだけ」のひとこと。ただ、目で見て身体で感じ起きた出来事すべてがそのまま受け入れられている。拒絶や否定がなにもなく、幸せな日々を異国で過ごさせてもらっている。
その幸せな日々の中で発見する新たな自分や気づかなかった自分。または、避けていた自分と直面することが道中に出てくるからこのバックパック旅は辞められなくなっている。だから「自分らしく」とは思わない。自分は自分。己の姿なのだ。
気づいた自分のひとつ。それは得意だと思っていた人間関係の築きが実は不得意だと認識できたことだ。それは、あるとき友人に「君はアウェイな幼少時を送っている」と言われたことが発端だ。僕は幼稚園入園時や小学校入学、中学入学のタイミングで引っ越しをしてきた。もちろん親の都合で。このようなタイミングは年度の途中よりはいいと思うが、昔からの友人はそこには一人もいなくまさにアウェイな環境で過ごしてきた。それは特にいじめにあうなどの経験もなく、子どもながらに培ったアウェイ経験がなんとなく人間関係が得意だと勘違いをしていたのだ。
それを実感できたのは旅先で出会った人だろう。旅人との何とも言えない絶妙な距離感がとても居心地よく振る舞うことができるから。だからといって今も昔も僕と付き合ってくれている友人たちが居心地悪いわけではないのであしからず。
瞬間といえば、自分の生き様が旅先で出ちゃっているとは感じている。瞬時の発言や対応なんて生き様がでちゃうと思う。僕の生き様は相手にどう写っているのだろう。この先旅を続けていけば、ときに裏切られる出来事もあるだろう。その時の感情や行動とかが生き様として表れてくるんだろうな。
旅をしてどんどん不必要なものが削ぎ落とされていく反面、どんどん吸収されてパワーアップした部分もあるから、トータルして僕はちょっとだけ強烈になっちゃったかも。嫌われてもおかしくないような直球な言葉を発しても、慕ってくれる友人には「この場を借りて感謝したい」なんて言わないよ。直接会って改めて言わせてもらおう。全身で表現しちゃおうかな。
それから、英語。これは本当にちんちくりんのバカ丸出しで成長なし。自分をなげく前に勉強しろ!っていうところだ。でもちんちくりんなりに発言するようにはなったかな。間違っててもいいやって。無口で陰気な奴と思われたくないからね。
こんなことを考えながら旅している当ブログの著者だが、一歩街に出たら、、、
ウォ〜!!!!
とか、
すげぇ〜!!!!
とか、
うまそぉ〜!!!!
とか言っているんですよ。笑っちゃいますね。
この旅から帰ってきて友人に言われました。
「いい顔して帰ってきたね」と。
だから旅は辞められません。
自分というブランド追い求めて…
最後にひとこと。
旅に出たくても、なにかしらの事情で出れないあなたへ。
当ブログを通して僕と一緒に旅してくれませんか?
少しでも旅している気分とほんの少しの幸せを感じてもらえれば。