LCCで行く!アジア周遊。まずは日本・成田から台湾・台北へ旅立つときがきた。成田国際空港までの移動手段は東京駅から乗車できるバス(THEアクセス成田)だ。
THEアクセス成田の魅力は料金設定だ。なんと1,000円ポッキリで予約は不要。時間は約1時間。湾岸ルートで渋滞はほぼ回避できる。これを電車で行くとなれば、成田エクスプレスで時間は同じの約1時間だが料金は約3,000円。特急を使用しなければ約1,400円だが時間は1時間30分を見といた方がよいだろう。バスにはトイレもあり、シートはゆったりしていて乗り心地も良い。バスを選んで正解だった。
スクート航空で台北へ
台湾・台北までの飛行機はスクート航空。スクート航空(Scoot)とはシンガポールの格安航空会社でチケットはインターネットで直接決済できる。
成田空港でスクート航空を利用する場合は第2ターミナル。バスを降りロビーに入るとすぐ左手で分かりやすい。季節はゴールデンウイーク序盤だが、人出は閑散としていた。
よくテレビで見る「ゴールデンウイークはどちらに行くんですか?」みたいな混雑振りは第1ターミナルの方なのかは定かではない。それでも登場手続きには行列が出来ていた。しかし、手荷物を預けない僕は行列と反対側のカウンターに案内され、すぐにチケットを発行してもらった。手荷物を預けない人は近くのスタッフに声かけする事をお勧めする。

搭乗ゲートはLCCならではなのか、随分歩いた印象だ。その分スクートのボディが遠くに見えると嬉しさがじわじわと込み上げてくる。白地に黄色のデザイン、scootのロゴも可愛らしいではないか。
機内の様子
機内は見ためと言語から中華系の人が目立つ。そして団体客の様だ。日本へ観光で来たのだろう。両手には沢山のお土産を抱え、離陸まで記念写真を撮りあっている。カメラはデジカメもあればiPadまで様々だ。
肝心の座席だが、僕は窓側の席だ。写真だと窮屈そうに見えるが、そんなことはない。LCCは席が狭いとの評判を覆すシートだと感じた。(僕の身長:179cm)これなら台湾までの約3時間半、快適なフライトを過ごせそうだ。
しかし、席とは別に少々快適ではないことが離陸して間もなく起きた。それは機内食だ。僕は台湾に着いたら思いっきり食べようと考えていた為、機内食を予約しなかったのだ。その思いは変らずあるのだが、周りが食べている様子と機内に充満する食の香りはとても辛い。これからは前後の食を考えずに機内食は頼もうと思った瞬間だった。
ゲストハウス くまくん。
ドミトリー
ユースホステルやゲストハウス・一部の民宿(いわゆる「ユース民宿」)や山小屋などの宿泊施設において、相部屋を前提とした部屋のこと。「眠る(dorm)場所」が原義。(wikipediaより)
「僕だって人の胸を借りて泣きたい時だってあるのに」
前置きが長くなってしまったが、今回台湾で泊まった宿はやはりゲストハウスのドミトリー。可愛らしい宿名が頭に残る「ゲストハウス くまくん。」だ。中山エリアを起点にする人には、駅からも近くて便利なゲストハウス。Wi-Fi完備で24時間出入りは自由。宿泊客は日本人が多く、それはそれで居心地の良い滞在となった。ちなみに熊はいないのであしからず。朝目覚めにバルコニーの椅子に座り、台北の街を眺めるのが日課になっていた。そして夜はコンビニで買い込んだ缶ビールを片手に、他のゲストと話し込む。これがゲストハウスの醍醐味な側面がある。

◇外の景色の反対側は……。生活感で溢れています
中山地区
*2016年9月追記
さて、ゲストハウスくまくん。のすぐ隣にはカフェ、食堂がありとても便利。中山駅周辺はデパートやお洒落な飲食店、カフェ、アパレルのお店も沢山あり、若者の街といった雰囲気だ。
また、小籠包で有名な「京鼎楼」の店舗が林森公園の近くにあり、「くまくん。」から徒歩10分程度で行くことができる。1人で多くの種類を食べることができない食事でも、日本人宿に泊まって一緒に足を運べば、宿の人とシェアできる。それが日本人宿のいいところでもある。
ゲストハウス くまくん。住所:台北市中山区中山北路1段140巷2-1(中山駅から徒歩1分)
電話:0981695476
料金:一泊600元/ドミトリー
設備:FreeWi-Fi、トイレ&シャワー共同(水圧&温度良好)
◇ゲストハウスくまくん。の場所
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