ヤンゴンのダラ地区で蛇寺(ミンガラカンボーエ寺院)観光とバイク代のぼったくりに合う

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2016.09.24:旅の7日目はヤンゴン

バガンからバスに乗り、ミャンマー最大の都市、ヤンゴンへ来た。ヤンゴンはそれまでの穏やかな街並みと違って、都市の喧騒を肌で感じることが一瞬でできた。車や路線バスが多く走り、クラクションの音が鳴り響く。歩道は通勤、通学の人で溢れかえり、その横には多くの屋台が建ち並んでいた。

 

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知らないミャンマー人との出会い

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そんなパヤーを歩道橋の上でぼーっと眺めていた時だった。近くで帽子を売っているミャンマー人の男が話しかけてきた。その男は帽子の販売そっちのけで、これから半日僕と行動を共にするとはこの時想像もしていなかった。

「どこかココら辺りでコーヒーを飲める店を知らない?」
「アルヨ。ツイテキテ!」

男のすすめで近くのコーヒーショップで一息つくと、とても眺めがいいヤンゴン川へ行こうと話す。

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そのヤンゴン川では対岸に渡る船がひっきりなしに行き来をしていた。そして食料などの物資を運ぶ船。そこには荷物の積み下ろしをする活気のある光景が広がっていた。僕らはビットに腰をおろすとお互いの家の話しになった。

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彼の名前はアッアォン、年齢は26歳。アッアォンのお父さんはウィスキーの飲み過ぎで肝臓をやられ、32歳の若さで亡くなったそうだ。そんなアッアォンは兄と路上の帽子売りで生計を立てている。お世辞にも裕福とは呼べなかった。

 

日本人は無料の船でダラ地区へ

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途中から行動を共にする男の友人が現れた。すると僕を含めた3人でヤンゴン川の対岸に渡る船にも乗った。対岸への所要時間は10分もかからない。景色は違えど、まるで香港のスターフェリーのような感覚だ。そして、この船は日本が寄贈した船で、日本人の乗船料は無料だった。

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◇アッアォンの友人は白い肌に憧れて、いつも長袖なんだとか

 


◇ダラフェリーターミナルの場所

ダラ地区に到着

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船に乗ること約10分。ヤンゴン川の対岸、ダラ地区に到着した。フェリー乗り場の前は多くの商店が軒を並べ、活気がある。しかし、このダラ地区、貧困層の住む地区との情報もある。いわゆるスラム街か。変なことが起きなければ良いが……。

 

ダラ地区の蛇が宿る寺院

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対岸で降りると3ケツでレンタルバイクに股がり30分、ミンガラカンボーエ寺院に来た。この寺院の存在を僕は知らなかったが、どうやら近年「蛇寺」として、ミャンマー人、外国人旅行者問わず、人気のある寺院なんだそうだ。

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◇雰囲気はとても良いんです

 

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◇池の魚にやる餌の食パンを売る子どもたち

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池の中央にある寺院の中へ入ると、そこらじゅうに居るは居るは大蛇の数々。蛇好きにはたまらないだろうが、嫌いな人には地獄のような光景に違いない。ただ、寺院に蛇の姿は、やはり蛇神を想像してしまい、縁起の良さを感じてしまった。

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◇窓の上にも大蛇の姿が!これ、本物なんです

 

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◇こんな所にも蛇の姿があります

 

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◇池の魚に餌をやるミャンマー人の2人

 

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◇蛇寺の前の飲食店で昼食。2人にご馳走しましたが安いもんです

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バイク代でぼったくりに合う

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蛇寺を見た後は、名の知らない寺院にも行った。その寺院で想像してないことが起きた。それはレンタルバイク代だった。通常レンタルバイク代は先に支払うものだが、偶然すぎるくらいにレンタルバイク屋のオーナーが寺院にいたのだ。いや、正確にはオーナーを偽っていたと思う。そのオーナーにここでバイクの支払いをしてくれと話しが出たのだ。

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僕はバイク代で一悶着ありそうかなと想像はしていたものの、まさか寺院で話しが出るとは想像していなかった。それがまともな料金ならともかく、ぼったくりもいいところの40,000K(約3,200円)と言うから、呆れてしまった。

これはボッタクリというより、優しい恐喝である。考えてみると大体ヤバイことは宗教施設で起こるものだ。日本でもヤンキーのリンチや闇討ちは神社で起きる。ここから先は活字を小さくしてもらいたいが、全くコイツらはクソ野郎共だ。

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◇アッアォンは終始大人しいが、バイクに股がる友人がくせ者なんです

 

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ガイド代も含めて半分の20,000Kを支払ってあげたが、それでも少々高い。気分が悪いなか寺院をあとにすると、再びエーヤワディー川を渡り、ヤンゴンのダウンタウンに戻った。レンタルバイク代の要求額には素直に頷けなかったが、相場よりは多く支払ったはずだ。僕は1人でビールでも飲んでスカッとしたかった。しかし、カモだと思われたのか、奴らもついてくるという始末だった。

ぼったくり野郎共と酒を飲む

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いち旅行者との付き合いだから、お金が入れば用無しのようなものの、心底クソ野郎とも思えない一面もあるのがミャンマー人の2人だった。それは距離感の近さと、終始僕をたてることだった。

SNSの交換をしようと言い、僕のことをブラザーと呼んでは荷物を持ってくれる。また、僕のビールは必ず注いでくれ、トイレに行きたいといえば、市場のトイレを懸命に探してくれる。さらにダニと蚊にやられた背中が痒いといえば、終始かいてくれる。なんだか日本の古き縦社会のような、先輩を大事にする風習がミャンマーにはあるのだろうか。それとも単なる金づるなのか。よく分からないが、ビールの支払いは彼らにもきちんと要求した。大した金額ではなかったが、それくらいは要求したかった。

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◇昼食代も奢ってますから、ここは少し払いましょうね

 

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夜は1人で朝と同じ歩道橋の上にいた。黄金に輝くスレーパヤーは、照明でより一段と輝いていた。振り返れば今日は長い1日だった。深夜バスでロクに睡眠もとらず、知らないミャンマー人と行動を共にして疲れてしまった。幸い宿泊するチャイナタウンには外国人が気軽に入れるビアバーはなかった。今日はもう寝よう。宿に戻るとドミトリーのベッドに横たわった。

*外務省海外安全ホームページでは、ダラ地区において注意喚起が出ております。観光の際にはお気をつけください。

▷▷▷外務省海外安全ホームページ|ダラ地区観光における過剰請求、スリ被害について


旅の8日目へつづく


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